- お金の大冒険って本当に子どもでも読めるの?
- 子どものリアルな口コミは?
- 大人が読んでも勉強になるの?
「お金の大冒険」はリベ大の両学長が、子どもでも読めるように作った漫画です。我が家はご飯の準備中や車の運転中に両学長のライブを流すことが多いので、息子も両学長のことは良く知っています。そんな両学長が出す本なので、我が家はノールックでAmazonをポチりました。
本が届いてからは毎日のように一緒に読む我が家。そして読了。気になるのは息子がどんな感想を持ったかですよね。この記事では、小2の息子が勉強になったこと、難しくてあまりわからなかったことなどリアルな口コミを紹介します。さらに、実は大人も参考になることが多いのがお金の大冒険のメリット。親として参考になったこともレビューします。
記事を読めば、お金の大冒険が子どもの金融教育に役立つのか分かります!我が家ではこの本を通じてお金の大切さを今までよりも息子に伝えられるようになったと実感しています。

【息子の口コミ】お金の大冒険の勉強になったこと

お金の大冒険を買って毎日コツコツ読んだお金の大冒険!小2の息子にはどんなことが響いたかリアルな口コミを聞いてみました!勉強になったことは以下のとおりです。
- 悪い人には騙されない
- お金を増やすためには投資が必要
- 無駄遣いはダメ
悪い人には騙されない
物語の中にはいかにもあやしーい人物が登場します。主人公の二人は騙されてお金を取られてしまいますが、「〇〇(息子)だったらどうする?」と聞くと、「怪しいから絶対に買わない」と、うまい話には裏があることを学んでいる様子でした。
でも、騙されてもまた同じ方法で売ればいいんじゃない?と詐欺をされたら、また同じ詐欺で取り返すと小学生ならではの発想も。親としては、こういう悪いことはしたらダメなんだよと教える良い機会にもなります!
お金を増やすためには投資が必要
息子に単刀直入に何が勉強になった?と聞くと「お金を増やすには、お金を使ったり減らしたりしないといけない」という回答が。これだけを聞くと、ん?減らす?どゆこと?と思いましたが、よくよく話を聞くと投資のことを言っている様子。
小2が投資の必要性を感じるなんて‥。しかも増やすためには減ることを受け入れなければいけないことを理解しているってことは、リターンを狙うにはリスクも背負う必要があることを学んでいるということか、息子よ!子どもの頃はマリオしか知らなかったパパとは大違いや。
無駄遣いはダメ
物語の中では主役のソータ君が無駄遣いをして資産を減らしてしまうシーンがあります。それをみて「無駄遣いはダメ」と息子。「だって本当に必要なものにお金は使わなきゃ」と。小2なのに言葉だけ聞くと使う力が高そうな我が息子は、毎月ポケカに小遣いの大半を使います。(これは良いお金の使い方なのか!?)
そんな息子ですが、クソ暑い夏の日にアイスをプレゼントしてくれました!親を喜ばすためにお金を使うなんて‥学長ありがとう!!
小2では難しく感じたこと

読み進める中で、これは難しいかな?と親ながら感じた場面もあります。実際にどんなことがよく分からなかったのか息子に正直な感想を聞いてみました。以下のことは難しくてあまり理解できなかったようです。
- 基礎生活費とゆとり費の違いが分からない
- 保険のリスクの大小の区別はできない
基礎生活費とゆとり費の違いが分からない
基礎生活費とは「生きていくために最低限必要な費用」のことです。例えば、家賃や食費など。ゆとり費とは「あると生活が楽しくなる費用」のことで、おやつ代や旅行代などが含まれます。
大人になればこの違いは分かりますが、子どもには線引きが難しい様子。我が家ではこの違いを詳しく教えるというより、ゆとり費の使い方について説明。結局ゆとり費も自分に必要なものにお金を使うことが大切ですよね。無駄遣いをせずにゆとり費も生活に豊かさを与える使い方をしてほしいものです。
でも、お金の大冒険がなければ「ゆとり費ってね‥」なんて会話を子どもとする機会は絶対なかったのでいい機会をもらいました。
保険のリスクの大小の区別はできない
「保険は確率低・損失大」にかけるもの。この意味は息子には分からない様子。確かに確率って言われても、小2にとってはイメージしにくいですよね。
ただ「隕石なんて落ちてくるわけないから隕石保険には入るわけないじゃん」、「ラクダなんていないから暴走ラクダ保険には入らない!」といった感じで、確率うんぬんは抜きにして、自分の日常では起こらなそうなことは保険に入らなくても良いということは理解した様子!まずはそれで良し◎

小2の息子の全体的なレビュー

本を読んだ感想は「面白かった!」の一言です。息子は家ではYouTubeを見たり、ポケポケをしたりする時間が多いですが、お金の大冒険を買ってからは読書タイムが増えました。
しかも「ケラケラ」とする笑い声が良く聞こえます。ソータが浪費しておしゃれな服を買うシーンは何度見てもツボに入るそう。お金の大冒険は全ページカラーなので、読みやすいです。「ソータがレインボーのパンツを買ったのが面白い!」という息子の感想のように、全ページカラーだからこそ子どもにとって面白さが増していると感じました。
ソータとメグがどうやって500万ゴールドを貯めるか気になる様子で、毎日続きを読むことを楽しみにしていました。一度読み終えると、もう読まないかなと思っていましたが、何度も読み直してはツボポイントでケラケラ笑ってを繰り返す日々です。
お金の大冒険は大人も勉強になる

お金の大冒険は子ども向けの漫画かと思いきや、大人にも勉強になることが書かれています。個人的に勉強になったことは以下のとおりです。
- 小金持ち山に登る5つの力を分かりやすく解説している
- 子どもに読み聞かせると自制につながる
小金持ち山に登る5つの力を分かりやすく解説している
お金の大冒険では「稼ぐ・守る・使う・増やす・貯める」の5つの力についてストーリー仕立てでわかりやすく解説されています。どのストーリーが自分に響くかは、読んでいる人によって違うと思います。
個人的にはポンジスキームが響いてしまいました。というのも、今は早く小金持ち山に登りたいと思っている我が家。そこで、こんなおいしい話がきたら自分だったら騙されないだろうかと自問自答。お金にはうまい話はないと再認識させられました。
ストーリーの最後には、まとめが記載されているので参考になります。ポンジスキームでは「ポンジスキームの回避方法を知ろう」という正しく参考になる情報が。まとめを読むだけでも大人の教養になりますよ。
子どもに読み聞かせると自制につながる
お金のことって正直自分は詳しくありません。僕自身はお金の教育を受けず育ってきたので、息子には早めに知って欲しい、そんな思いで本を買ってあげました。
息子に無駄遣いをしたらダメだよなんて言ったら、親の自分が無駄遣いをするところは見せられないし、稼ぐ力の話しをするなら親としては少しでも稼いでる父の背中を見せてあげたいものです!
そんなある日、稼ぐ力がなさそうな父をみて、息子が心配そうに「うちって100万円あるの?」と朝こっそり聞いてきました。大丈夫、そこまでは落ちこぼれていない笑。いつか息子に「うちって一億もあるの??」と言わせてみせたいですね。
まとめ|お金の大冒険で親子一緒にお金の勉強をしよう
お金の大冒険は小2の息子にとってはとっても楽しく読めており、YouTubeやポケポケに引けを取らないくらい楽しんで読んでいます!全ページカラーで読みやすいようです。ケラケラ笑うシーンも多く、特にソータが無駄遣いしてレインボーの服を買うシーンが大好きな我が息子。
ただ面白いだけじゃないのがこの本の良いところ。息子は、悪い人には騙されない・無駄遣いはダメ・お金持ちになるには投資が必要、こんなことをお金の大冒険から学んだ様子でした。基礎生活費や保険についての話は小2では難しい様子でしたが、不要な保険には入る必要がないということはなんとなく理解した様子。
子ども向けの漫画と思わせておいて、実は親にも響くお金の大冒険。普段本をあまり読まない我が息子が夢中になっているので、お金の勉強を早めに自分の子供に教えてあげたい人にはおすすめです♪

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